先日ラテンのレッスンで生徒さんにフロアクラフト(←フロアのまわり方の事)について説明をしました。ステップの軌道の関係上、フロアの短い辺に収まりきらない時がありますよね。対処法として
1、長い辺から踊り始める
2、短い辺から踊り始めるて途中で角を曲がる
というものがあります。
口頭説明だけではピンときていないようだったので
「このステップはこう進む、次のステップはこう、そうすると三つ目のステップで角を曲がらないと、、、、LODを逆走しちゃうよね!だから角度を変えようね。」とOKパターンとNGパターンを紙に書いて説明しました。
そうすると「そんなに先のステップの軌道まで考えてるの?!ステップ一つだけならなんとなく分かるけどその後のことなんて考えたことないよ。」と感想が返ってきました。
「えっ!!進む方向が分からずにむしろどうやってステップを覚えてるの…?」
と一瞬思ったのですが、よくよく考えてみると自分もダンスを始めたばかりのときは迷子になっていた記憶が。
ファーラウェーリバースなんかで迷子になったりしてたなぁ。前進とか後退とか足の順番は覚えていたけど、回転すると分からなくなる。ダンス用語でいうダイレクション(カップルとして進んでいく方向)が全然分かっていなかったと思います。
ダンスをはじめたばかりの生徒さんはこのダイレクションですよ。」と棒を置いたり、図を書いたりしてステップの軌道を視覚的に教えています。そういえばLODを変えても迷子になる確率はぐっと減ります。
足型やライズ&フォールは結構理解しているのに変な方向に行ってしまう人、LODを変えると途端に迷子になる人は自分単体で考えてしまっているのだと思います。カップルとしてどこへ進むのか理解できると良いですね。
あなたは自分のルーティンの軌道を書けますか?一度も書いたことのない人は、フロアで練習できないできないときに書いてみると良いかも。
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