学生の競技会で審査員に不適切な行動があったと噂がありました。出場していない選手にマークする、他の審査員と話す、ジャッジボードばかり見ていてダンスを全然みていない、、、、


これは今回ばかりの話ではなく、どこでも起こりうる、そして起こっている深刻な問題ですね。審査員側の緊張感や責任感の欠如が原因だと思います。



昨今、日本の競技レベルの低下が嘆かれています。もちろんダンサー側の努力が必要であることは言うまでもありませんし、僕もそのダンサーの1人として全力を尽くすのみです。しかし、審査結果と競技力の向上には密接な関係があるのでは?と思います。



競技に出場している以上、勝ち上がることが目的です。そうなると、どのようにしたら勝てるのか?と考えるのは当たり前のことです。選手は必然的に、審査員に好まれやすいダンスの傾向を追うことになります。勝ちやすいダンスを追求していく訳です。



これはつまり、ジャッジは今後のダンス界全体のダンスのあり方を、ジャッジする度に示していると言えます。



毎週のように各地で、このダンスとあのダンスはこちらの方が良い、と優劣をつけてダンス界での審査の指標を作っていると言えます。そう考えると審査するということは、業界において極めて重要なことです。



仮に小さな競技会の審査でも、積もり積もればダンス界全体のレベルに関わる大きな問題となるのです。どんな競技会であろうと適当に審査することは決してしてはいけないと思います。それが競技会に出場する選手達への誠意であり、ダンス業界への責任だと思います。 



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