「一曲集中し続けて踊る」ということはなかなか難しいものです。今日、生徒さんと話していて、デモンストレーションは集中する良い練習になるなと思いました。


アマチュアデモンストレーションを本番で踊る時はフロアには一組だけです。踊りを誰にも遮られることがない為、理想的な軌道を描くことができます。競技会やトライアルだと他のカップルをかわす動作をきっかけに集中力が切れてしまうことも多いです。他のカップルがいない=ずっと観客に注目されている状態です。入退場含めて良くも悪くもずっと人目に晒されています。この緊張感が集中力を生みます。


また、あらかじめ音楽がきまっていることも集中力を高めることができる要因です。アスリートにもウォーミングアップのときにお気に入りの音楽を聞いて気持ちを高めるという人が多いですよね。デモは何度も同じ曲で練習するので曲のフレーズと動きをリンクして覚えることができ、本番も再現しやすいと言えます。競技会やトライアルだと苦手な曲がかかってしまい、音を取るのに必死で表現どころじゃなかった!なんてことも、、、



そしてデモンストレーションは何があっても止まらずに最後まで踊りきらなくてはいけません。競技会やトライアルでは、上手くいかなかったら途中で止まって、落ち着いて踊り直しをして立て直すことも可能です。しかし、デモは曲の終わりまで振り付けが決まっているのでそうはいきません。ちょっと失敗しようが途中で止めず、最後まで踊りぬくことが必要になります。競技選手でも途中で踊りを止めてしまう人は多いものです。競技会やトライアルはだいたい1曲1分20秒~1分40秒くらい。デモは2分~3分と長いので大変ですね。



一曲踊りきらなきゃいけない、みんなに見られている、といった緊張感がある方が集中はしやすいです。一曲通して踊るのが苦手な人ほどスタジオやサークルでデモを踊ってみると良い練習になるかもしれませんね。



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