バックバランス、、、これはレッスンを受ける際に度々出てくる言葉ですね。基本的には悪い意味で使われます。簡単に言えば後ろに倒れてしまっている状態のことで、スタンダードでもラテンでも共通の話です。


特に後退ウォークをする時に注意が必要です。バックバランスになると


・体重移動のコントロールができなくなる
・脚とボディの移動差がなくなり硬くみえる
・相手とのコネクションがなくなる


などなど問題がでてきます。分かっちゃいるけど治らないよ!という声も聞こえてきそう。(笑)


まずはボディの位置を変えずに脚だけ後ろに動かしてみましょう。この時に脚の重さでボディが後ろに引っ張られてしまうと思います。この重さに負けて上半身が後ろへ進んでしまうとバックバランスになります。


そんな時はそれに反発するようにボディを前に引っ張ってみましょう。後ろに引っ張られる力と前に引っ張る力が釣り合えばバックバランスは防げるはずです。


基本的には体の中のつり合いでバランスを取っています。また、相手と組んでいないソロで踊る場合は一人のバランスを考えるだけで問題ないですが、組んで踊る場合は少し複雑になってきますので注意が必要です。


また、よくあるバックバランスの原因としてもう一つ考えられるのが、体のスピードに対して脚のスピードが遅いケース。体が脚に対して早すぎてもダメ、脚が体に対して遅すぎてもダメ、上手くコーディネイトされてなくてはいけません。どのケースなのか考えてみると良いと思います。


ラテンでもスタンダードでも後退ウォークはたくさん使います。上手くいかない時は検証してみて下さいね。



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