社交ダンスで試合に出る、デモンストレーションをする、という場合には特定の相手と練習することになります。付き合いの浅いうちはお互いに気を遣っているので、言葉の使い方や選び方も配慮しながら会話していることと思います。(逆にこの時点で違和感を感じる場合は要注意)


ただ付き合いが長くなると、言葉の選び方、伝え方が悪くなってしまうことも多くあります。


ホールドした時に男性の左手が下がってくるのを注意したいという場合でも


組んで1週間の時は
「もう少しだけ左手を上げてくれると踊りやすいかな。私も右手の位置、気を付けるね。」


と配慮してお願いしていても、半年経つと


「左手の位置、少し直してもらえる?」


と変化して、一年も経つと


「左手!」


となってしまう。



この男、1年経ってもまるで成長してないじゃないか!というツッコミは抜きにして、なぜこのようになってしまうのでしょうか。


同じことを注意しているのに改善されなくてイライラ、、、ということもあるかもしれないけど、
1番は付き合いが長くなると色々説明しなくても分かってもらえるという勘違いが起きるのかなと思います。


「左手の位置、少し直してもらえる?(私も右手の位置、気を付けるね。)」


「左手(直してね)!(私も右手の位置、気を付けるからさ。)」


と当然自分も直すから気を付けてね、というニュアンスで話しているつもり。でも男性には「自分も直すから」というニュアンスは一切伝わっていません。言葉に出していないからね。付き合いが長くなってもかっこの中の言葉をめんどくさがらずに声に出す必要があると思います。


これで無用なケンカは減るはず!みんなやってみよう!



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