以前、ぼくの後輩がとても興味深いことを言っていた。


田舎と都会のエンタメの違いについてなんだけど、田舎はエンタメが少ないからあるもので何とか自分達で盛り上げて楽しもうとする。それに対して都会は楽しいもので溢れている。都会の人間は誰かが楽しませてくれると思っていて、自ら楽しもうとしている気持ちが薄いように感じる、、、というな話だった。


都市に住んでいる人からすると想像できないけど、確かに田舎って想像以上に遊ぶ場所がないんですよね(笑)大学の時の遊び場って基本的に誰かの家だったけど、他の場所で遊んだ記憶ってあまりないもんね。楽しいものがない、どうする?となった時はそれは自分達で作るしかない。それは場所かもしれないし、コミュニティかもしれないし。


僕らの仕事はダンスを教えること、、、、だけではなくダンスを楽しんでもらい、良い時間を過ごしてもらうことだと思っています。多くの先生が同じように考えて仕事をしていることと思います。ダンスを上手になってもらいたいのはもちろん、レッスンを楽しんでもらいたい。


ただ、誰かに楽しませてもらおうという受動的な状態と、自分で楽しもうと思っている能動的な状態では満足度やレッスンの効果は確実に変わってきます。


この辺りはなかなか難しいラインだよね。レッスンに何を求めているのかによっても変わってきます。ダンスのレッスンの時はいろいろ忘れてただただ楽しませてもらう!というのもアリだと思います。受動的でも全然良い。


でも自分で楽しもうと思って参加した方がもっと楽しいんじゃないかなぁ。レッスンだけでなく、練習、パーティーやサークル、試合だってきっとそう。僕らはサービスを提供する側だから、あまりこういうことは言わないけどね。


ちょっと話は変わるけどダンス自体に関しても似たようなことを言われてたことがあります。


「観客を楽しませたいなら、まずは自分自信を楽しませてみなさい。」


楽しいことばかりではないかもしれないけど、楽しむ気持ちは大切にしていきましょう!!



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