生徒さんと世間話。「競技会になると、リーダーについていくのに必死で全然練習通り踊れないんですよね。他の人もいるし…。」「なるほど…」という訳で、今日はその対策を練習しました!


対策は一言でいうと『色々な歩幅で踊る』です!…簡単そうでしょ。わざわざ練習する必要あるの?と言われちゃいそうですね。笑 でも意外と難しい。


競技のフロアでは、いつも都合良くスペースが空いていることは少ないです。ダンスパーティーなら譲り合いの精神で、まわりのダンサーがスペースを譲ってくれるかもしれませんね。けれど競技会は、みんな勝ちたくて頑張っているわけだから、スペースは奪い合いです。


「練習のときと同じスペースがないから、踊り続けられない」「狭くて全然踊れなかったー!涙」なんてことにならないように、対策を練っておく必要があります。こういったフロアの回り方やその戦略をダンスの専門用語でフロアクラフトと言います。


今回はサンバで練習しました。男女が同じステップを組まずに踊る部分を想定して練習。組んでいないときは相手を見て動きを合わせる必要があります。


最初に下記の4パターンで練習。

1.女性が先頭のステップはたくさん進む、その他は男子に合わせる(男子の歩幅大)
2.女性が先頭のステップはたくさん進む、その他は男子に合わせる(男子の歩幅小)
3.女性が先頭のステップはその場で小さく、その他は男子に合わせる(男子の歩幅大)
4.女性が先頭のステップはその場で小さく、その他は男子に合わせる(男子の歩幅小)

足型とタイミングはまったく変えていませんが、これだけで大変と感じる人も多いです。普段、一生懸命練習しているといつの間にか踊りやすい歩幅というのが出来上がっていて、気が付くといつも同じ歩幅で練習していたりします。 


1番は男女ともに行先にスペースがしっかりあって、混雑している場所から離れたいときに。
2番は女性には十分なスペースがあったが、男性が先頭のときにスペースがなかった場合を想定。
3番は女性先頭ステップはスペースがなかったが、その他の部分は十分にスペースがあった場合。
4番はたくさんのカップルにまわりを囲まれてしまった場合。


最初はこの4パターンのうちどれをやるか事前に決めて練習。慣れてきたら、男女それぞれが自分が先行するステップの歩幅を相手には内緒で決めてやってみる。そうすると1~4番全部のパターンに対応できるようになります。こうやって練習していくと自分の許容範囲が増え、相手との位置関係の変化に適応することができるようになります。


さらにできるようになったら、歩幅を小さくしたところは移動できない分ボディでリズムを取ってみる。スペースがない状態を想定しているときはアームも普段と変えてコンパクトにしてみる。(例えば、自分の身体をさわる、とかね。)など色々なシチュエーションを想定してみると、バリエーションは無限大!


ちなみに私が一番使うのは「ここでリーダーがコケてたらどうする?!」というシチュエーションです。実際コケてたら、うろたえそうなので練習。麻戸先生、練習してるからいつでもコケていいぞ!笑 みなさんも競技会に向けて練習してみてね!


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