僕らの競技は絶対的な審査基準がなく、審査員の主観で成績が決まります。こうやったら何点、これで減点、というものはなく、周りと比較して優劣を主観により判別します。主観とは?簡単にいえば、その人個人の意見、ということです。もちろん個々によって異なります。これは指導する時にも同様です。


同じダンスを見ても気になるところが人により違う場合があります。以前、大学のOBOGが集まって現役生のダンスを見る機会がありました。その時も人によって抱いた感想は様々。


僕が最も問題に感じたのはタイミングでした。音楽に対してクリアでないので、どうしても見ていて後味の悪さが残ってしまう。


それに対して音楽の話は一切せず、終始立ち方のアドバイスをしていたOBもいました。確かにベースとなる立ち方の改善はダンスの上達に欠かせません。


もちろん立ち方も音楽性も良い、ということを目指していくべきです。それぞれのOBOGが何か一つをアドバイスするならば、、、と考えた時の選択は人によって異なるということです。


この選択は皆さんにレッスンする時にも起きています。複数の先生に習っていると、この先生にはこう言われたのにあの先生にはこう言われた、、、なんてことは良く起こります。これは単純に見方が異なるだけということもあるでしょう。競技会でも同様で、審査員によって審査結果が異なるのもこのことが原因と言えます。


※とはいえ、ベースとなる部分の共通の価値感、評価の基準となるものは存在します。それに加え主観の差は審査員の人数で薄まるような仕組みになっているので、競技結果が大幅に変わることは少ない、ということも一応書いておきます。


この自分と違った視点に触れるということは、自分の考え方の幅を広げてくれると思います。このダンスを見てどのように感じるか?仲間と語り合ってみるのも楽しいし、上達に繋がるかもしれませんね。




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