振り付けが終わりステップを覚えてもらった後は、今度は見た目のキレイさを磨く段階に来ると思います。アームやネックなどの細部も見た目の印象を決める大事な部分ですね。



意外かもしれませんが、ネックをつけるとステップがわからなくなってしまう人は多いです。理由はネックチェンジにつられて、下半身や上半身の向きが変わってしまうから。


「今まで必死にステップを踊っていて顔の向きなんて考えていなかったー!」という人は、顔・上半身・下半身、それぞれの向きをステップ毎に整理してみるのがおすすめです。この3点が全く同じという状況はかなり珍しいので、基本的には各部位の回転量に差があると考えてみてくださいね。


顔・上半身・下半身の向ける方向は分かっているのに上手くいかない人は、エネルギーのバランスを考えて


たとえば女性のルンバのファンポジション。下半身は男性に向ける。それに対して顔・上半身は左に90度回転した状態を作りたい、、、でも下半身も左につられて回転しちゃう人をよく見かけるよね。


顔・上半身が左に回転する、ということは言い換えると身体のパーツの3分の2が左に回転している。残された下半身をまっすぐ男性に向けておくためには、そのパワーと釣り合うだけの右への捻るエネルギーが必要。右に捻っているのは外からは見えないけど、これって結構なパワーです。


そう言った計算ができているかどうか、もう一度振り返ってみると上手くできると思います。自分の体の部位毎のブラスマイナスの均衡が取れているのか確認してみて下さい。


こういった練習をしておくと、本番で突然ステップが分からなくなる可能性を下げることができます。なんとなくできているという状態だと、人にぶつかりそうになるなどのトラブルがあり、顔の向きがズレると修正が効きません。身体のひねりを計算してやっている人はある程度調整ができます。


意外と難しいけど、やると見た目もかっこよくなるし競技会やデモで焦らず踊れる確率UP!ぜひ考えてみて下さいね。


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