ラテンとスタンダード、せっかく両方やっているならば共通点を探していけると良いですよね。自分の身体を自由に使うという点、二人で踊るという点、同じところが沢山あります。


僕らの先生にも
「同じ人間の身体・同じ運動なのでどちらにも応用できるよ」
「ラテンもスタンダードもダンスなんだから同じだよ」
と良く言われし、そのように実感することも多いです。


ある日スタンダードのレッスンで脚の開き方について指導を受けたのですが、これが正にラテンでトライしていたことと同じ。ラテンでは『身体を集める・閉じる方向に使う』というテーマだったので言葉は違いますが内容はほぼ一致していました。


「ラテンで習ったことと同じ!」「スタンダードで習ったことと同じ!」という発見は10ダンサーには嬉しい瞬間です。応用すれば全種目上手くなる可能性を秘めているので、なんか得した気分になるんだよね。


特にポジションの見直しはおすすめです。また、ホールドして入れ替わるところはほとんど応用可能です。テレマークやピボットはラテンのバリエーションステップにもたくさん出てきます。


全く同じではないにせよ、似たような動きもかなりあります。例えば、スタンダードのバレルロールはラテンではリバースロール・ナチュラルロールのロールアクションです。


10ダンスを踊る方は、ラテンもスタンダードも両方練習しなければいけません。ラテンとスタンダードをそれぞれ別のものだと考えていたら練習時間が二倍必要になります。それだけ時間、体力、集中力を割かなくてはいけません。10ダンサーはこういった共通点を見つけて上達スピードUPさせることが大切なのかなと思います。




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