ルンバとチャチャチャのステップは非常に似ています。簡単に言えばルンバのステップにシャッセやロックが入るとチャチャチャのステップになります。


ラテンダンスの起源となった国を考えると、サンバはブラジル、パソドブレはスペインです。それに対してルンバとチャチャチャはどちらもキューバが起源。同じ国から生まれたダンスだから似ているのだと考えることもできます。


やっぱり使用するアクションも似ていて、骨盤が八の字を描くようなキューバンモーションと呼ばれる動作が基本となっています。


初めのころは「ルンバに歩数が2歩増えて、音楽が速くなったものがチャチャチャだよ」と教わりました。ルンバを学んだ後にチャチャチャを教えてもらった身としてはこの説明はシンプルで分かりやすかったかな。


どちらも四拍子ですが


ルンバが
ステップなし(1)・ウォーク(2)・ウォーク(3)・ウォーク(4)


チャチャチャが
ウォーク(1)・ウォーク(2)・ウォーク(3)・ロック(4)・ロック(&)


となります。こうみるとロック以外の部分はさほど大差なく見えます。ルンバウォークと同じようにチャチャチャのウォークも踊りましょうと指導されることがあるのはそれが理由です。


僕もチャチャチャを習いたてのころ先生に
「麻戸!ルンバでやってることを何でチャチャチャでやらないんだ!?」
と言われていました。正直、いやいや速すぎて無理でしょ!と思っていた(笑)


それでも練習すればいつか速くできるようになる!と思ってひたすら練習していた時もありました。それも必要です。ただ、音楽のスピードが違うということを自覚することも大切かなと思います。


音楽のスピードが違うということは、それだけ使える時間が短いということ。間に合わせる為には
・早めに動き出す
・動く速さを上げる
・動く分量を調整する


が考えられます。昔の自分は「動く速さを上げる」ばかり考えていました。ただダンスには


どのタイミングで動き出すか調整する
どの程度の分量で動くか調整する


といった身体をコントロールする能力も非常に大切で、ここも鍛えなくてはなりません。チャチャチャを踊る時はスピードばかりに気持ちがいってしまいがちなので注意が必要ですね。


ということでルンバとチャチャチャのウォークの違いは?という話ですが、使用アクションは同じ。でも音楽のスピードが違うので同じようにはならないということです。ルンバと比較するとチャチャチャは、ボディや骨盤の動き出すタイミングが早い、身体の可動する分量が小さい、と考えることができます。速いからやらなくて良い、という訳ではないので要注意ですね(笑)



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