社交ダンスには教科書があり、専門用語もたくさんあります。こういったものがあるおかげでカップル間、先生と生徒の間である程度の共通認識を持つことが簡単になっています。例えばプロムナードポジション!と聞けばダンスの経験年数に関係なくどんな形なのか想像がつくと思います。


また男女が入れ替わる時の内回りと外回りのような、単純に運動としてのシステムの理解は非常に重要です。ここも共通理解のできる部分です。自分と相手がどのように動けばカップルとして運動の効率が良くなるのか?ということは一方が分かっていても不十分と言えると思います。お互いが理解することにより効果が高まるといえるでしょう。


リードする側とフォローする側、共通の理解を確実にする為にも、情報やテクニックの共有や確認は不可欠かと思います。

ただ、ダンスは単なる運動ではありません。感覚やフィーリングなども大切で、頭で考えない方が良い場合も多いです。気を付けなくてはいけないのは、システムやテクニック面と比較すると感覚の共有は非常に難しいということです。場合によっては不可能な場合もあるかも。


同じようなステップでも自分の感じる「こんな感じ」は、自分のパートナーや先生、生徒など他人には全く伝わらない可能性があります。分かってくれないということが分からないと、「何でわかってくれないんだ!」と思ってしまいますが他人同士なのでそんなものです(笑)


相手のフィーリングが全く分からず戸惑うこともあるかと思います。それも他人なので当然です(笑)


相手がどんな感じでやっているのか知っておく必要はあるかも知れませんが、それを無理矢理自分もする必要はないかもね。あなたはそんな感じでやっているのね、私はこうだけどというスタンスの方が良いかも。また自分のフィーリングを相手に強要することは無駄かも。相手のフィーリングも尊重しなきゃね。



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