「ルンバなんだからもっと色っぽく踊らなきゃ」「チャチャなのにそんなに必死に踊ると変だよ」「もっとサンバらしく踊らないと」なんて言われたことはありませんか?


上記のセリフは全て、私が過去に先生に言われた言葉です。(笑)


私達が踊る社交ダンス・競技ダンスは、まずスタンダード(ボールルーム)とラテンアメリカンという二つの大きなくくり、ジャンルで分けられます。さらにラテン種目の中でも5種目のダンスがあります。


同じ4拍子や2拍子でもわざわざ区別されている、ということは違うダンスなのです。それぞれ使用される音楽のテンポやアクセントがあり、ダンサーはそれぞれの種目らしさを表現する必要があります。


「えー、種目らしさって言われてもそれぞれのダンスの特徴なんて全然わかんない。」と思った方、大丈夫!実は、それぞれの種目が持つ特徴・キャラクターは教科書に載っているのです。教科書持ってないよー、という方のために該当部分を以下にご紹介。
特徴付け(CHARACTERISATION)
(前略)
ルンバー世俗的/官能的/誘惑的(ロマンティック)
サンバーカーニバル祭/ハッピー/エキサイティング/うきうきした
チャチャチャー生意気な/からかうような/陽気な、―しかしながら音楽スタイルは甘いものからかん高いもの、くつろいだもの、様々である
パソドブレー情熱的/焦点を見据えたような/ドラマテック
ジャイブー燦然と輝く/活き活きとした/活気のあるー都会的洗練さを保持して。

 出典:THE LAIRD TECHNIQUE OF LATIN DANCING
こうして見ると、かなりはっきりとそれぞれの種目がどんなダンスなのか書いてありますね。「イメージ通り!」というものもあれば、「そんなイメージなかった…」というものもあるんじゃないでしょうか。


教科書だからか英語の直訳だからときどき難しい言葉が出てきますね。


私は「世俗的」がいまいちイメージできなかったので調べてみたところ、「世間一般に見られるさま、俗っぽいさま」だそうな…よけい分からん!さらに調べると「俗っぽい」には品性や風格に欠けているさまなどちょっと品がないニュアンスがあるようです。

官能的と世俗的を掛け合わせると昼ドラのようなドロドロ愛憎劇なルンバが出来上がりそうですね。確かにルンバの曲にはこういったイメージが合うものもあれば、爽やかでロマンティックなイメージが合うものもあるし納得。

あとは私がはじめてコレを見たとき、パソドブレの特徴にドラマティックと表記に「なるほどー!」と感心しました。ハイライトなどで確かにドラマティックな表現あるよねー!


ダンスの中でどんな表現をするかは自由ですが、それぞれの種目はこのようにキャラクター付けされています。その特徴の中で、自分ができそうなものや曲に合いそうなものを選んで取り入れてみるといいですよ。種目らしさに悩んでいる人は、教科書を参考にしてみてね〜