以前、ある外国人の先生のワークショップを受けた際に「良い先生の条件」という話になりました。その先生の条件とは「なぜ?」に答えてくれるかどうか?ということでした。昔はいいから黙って私の言うこのやり方をやりなさい!という先生が多かったそうです。
このやり方でやる理由は何なのか?ただ教わった通りやるのではなく疑問を持つ必要がある。その疑問にしっかりと答えてくれる先生が良い先生だよ、という話でした。
僕は確かにこの考え方は良いなぁと思い、なるべく生徒さんに質問してもらったり、または自分から生徒さんにも質問したりして「なぜ?」を解決しようとしています。
ダンスに関するテクニック、表現方法に関する質問はどんどんしてもらえた方が僕もレッスンを進めやすいです。生徒さんの考えを知ることができるからね。逆に答えにくい質問としては
「〇日までにできるようになりますか?」
できるようになるか?、、、、この質問はなかなか難しい(笑)何をもってできると言えるか個人差もあるからね。
ちなみにダンスパーティーデビューしたい、競技会で〇月までに〇級になりたい、、、という具体的な問いに対しては進度を見て予測を立てることは可能です。
さて、今日教えたことをできるようになるか?それは正直自分次第なんですね。やり方とその練習方法までは伝えることができます。たくさん練習をすると1日でできるかもしれないし、全く練習しなければ次回もできないかもしれない。
なので先生の「すぐにできるようになりますよ」という言葉には注意が必要で、「ただし練習すればね」という言葉が隠れている可能性が高いです(笑)
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