春は学連では合宿のシーズン!新型コロナウイルス流行のせいで中止を余儀なくされている大学もあるようですが、マトアヤの母校、弘前大学のダンス部の子達は先日、無事に合宿を終えることができたみたい。合宿を終えるとみんなグッと上手くなるんだよなぁ。次に会う時が楽しみです。


そんな学連ではお馴染みの合宿。学連出身ではない方は「ダンス部の合宿ってどんなことするの?」と結構気になるみたい。


マトアヤが学連現役のときの弘大合宿はこんな感じでした。

会場:青年の家(体育館付きの宿泊施設)
期間:一週間

≪メニュー≫
・走り込み
・筋トレ
・レクチャー
・基礎練
・踊りこみ
・筆記テスト
・合宿ノートの記入
・自由練習
・シャドーコンペ

会場はめっちゃ田舎!最寄り駅までバスで15分くらいはかかるところでまわりにはほんとに何もないです。なぜか近くに牧場があって牛を眺めながら毎朝走りこみました!(笑)


また、合宿には通常の筋トレの他に『根性ヒコーキ』という名物メニューがあって、ずっとプランクとサイドプランクを繰り返す地獄の筋トレタイムがありました。コレはたぶん、名前は違うけど他の大学にもある気がする…。他にも『根性ナチュリバ』というワルツのボックスを1時間?するメニューもありました。


自分が現役のときにこんなのあるの?!と思ったのは『筆記テスト』確か出題されたのは、ダンスのルール、フィガー名、フットワーク、トップダンサーの名前だったかな?ちなみに珍解答はあとでみんなに公表されます。(笑)


あと弘大の場合、合宿の間は『合宿ノート』を記入することを義務付けられます。今日一日、どんなメニューをやったのか、レクチャーでは何を習ったのか、練習中、先輩に注意されたことは?練習して気づいたことは?などなど、合間の休憩時間にびっしり書きます。


ノートは毎日夜に提出して、次の日までに先輩がチェックしてコメントをくれます。間違っていたり誤解があるとここで訂正もしてくれるし、さらにアドバイスをくれたり、褒めてくれたりするので下級生のときはノートに先輩からどんなコメントがあるのか見るのが楽しみだったなぁ。


合宿では下級生は一気に知識を詰め込むことになるので、ノートに一度アウトプットするのは記憶を定着させる上でも良いよね。上級生も自分の教えたことを後輩がどういう風に理解したかというフィードバックが得られると次回はより正確に情報を伝えることができるよね。最初にノートのシステムを考えた人、エライ!


そして、合宿の最終日にはシャドーコンペが行われます。このコンペは通常とは異なりカップルではなく、ソロで各種目を踊ります。審査員は上級生&OB・OGが行います。男子も女子も一緒に競技するので今考えてみるとジャッジもすごい難しいよね~。一週間ダンス漬けの生活の成果はバツグンで、下級生一人ひとりの成長が見られて上級生は結構感動するよね。


審査はもちろん伸びた順ではなく、その時点の実力でつけるからすごく良くなったけど入賞できないって子ももちろんいる。けど、ダンスは自分では上達を感じにくいときも多いから、成績はでなくてもすごい伸びた!!って子を上級生は積極的に褒めてあげて欲しいなぁ。そうするとその子はもっと頑張れる!…かもしれない。


とまぁ、こんな感じで楽しく、ときに厳しく熱く!合宿やっておりました。懐かしいなぁ。他の大学の話もチャンスがあったら聞きたいものです。


こちらもどうぞ!



ダンススタジオキシモト大船
麻戸 洋輔・中村 綾

麻戸洋輔・中村綾のHPはこちら


麻戸・中村が主催するヤングサークルTeamKのHPはこちら


レッスンのお問合せはこちら


ダンススタジオキシモト大船のHPはこちら