僕の大学の頃習っていた先生にはそれはもうお世話になりました。熱の入った指導が深夜に及ぶことも。当時は僕の理解力もなかったこともあり「先生の言ってることわけわかんねー」と思いながらもレッスンに通い続け練習を続けていました。

僕の先生はレッスン中は厳しいのですが、学生を結構可愛がってくれていました。ただ試合の話になると「俺が審査員の時は絶対えこひいきはしないから、お前らに点数入れなくても恨むなよ!はっはっはっー!」といつも言っていました。


僕の所属していた東北ブロックでは試合があまりないんですよね。学生の試合は年4回、アマチュア戦も数回しかなく出場するには県を跨ぐのでプチ旅行という感じ。金銭的にもなかなか頻繁に出場することはできません。しかもタイミングよく自分の先生がジャッジするなんてことはなく、、、


でも4年間で唯一、一回だけジャッジをしてもらうことがありました。それがナント4年間で最後の試合、冬の全日本戦。


会場の東京に前日入りしてOBOGの激励会に参加していたら先生も顔を出してくれて、最後の試合だしわざわざ東京まで応援に来てくれたんだなぁと思っていたら実はジャッジだった。


当時は「なんだよ水くさいなー。ジャッジするなら言ってよ」と思っていたけど、俺がジャッジするぞーなんて言ってまわっていたら問題だよね笑


で、気になるのは審査の仕方。全日本戦だからもちろんレベルは高い。東北ブロックの選手は一次予選で終わってしまうこともしばしば。果たして本当にえこひいきなく審査するのか?!先生の性格上、四年生最後の試合で自分が教えてきた学生に点数を入れないなんてできそうもない笑。でもやはりプロとして、審査員としてのプライドもある。果たして結果は、、、?!


結論から言うと、、、弘前大学の学生には割と点数が入っていた。それどころか、東北ブロックの大学には比較的、点が入っているようにも感じる、、、これはえこひいきでは?!


ということで試合後に突撃してみました。本当にダンスをみて入れたのか?えこひいきだったのか?!


「俺はちゃんとダンスをみて審査したぞ!踊りはじめの数秒だけ見てお前らに点数入れたら、後はお前らの方は見なかった。もし後半の崩れた姿を見てしまったら点数入れられなくなるからな。はっはっはっー。俺の見た瞬間はお前らは他のカップルよりよく踊っていたよ。」


審査員は約1分30秒の間に8〜12組程のカップルを見なければなりません。同時に踊るので目に入ったカップルから順番に見ていくことになります。


良くある話なのですが、ステップの最初の方はハイクオリティで後半にいくにつれて失速していくということがしばしば起こります。これはステップの練習量、体力的、フロアクラフトなど様々な要因から起こります。


分かりやすいのはスタンダードかな。最初はホールドやポジションが綺麗だけど、曲が終わる頃にはすごい状態になってるというアレです。なので、最初の崩れる前を見て審査したから他の人より良かったよという理論。な、なるほど、、、


で、似たような話をプロになってからも聞いたことがある。外国人選手がたくさんいる中で、日本人の先生が審査員をする時の場合。やはり日本人選手を応援したいという気持ちもある。そんな時は、外国人選手に勝っている部分を探すんだとか。



ということで、ただのえこひいきではなく、良い点を探して審査していたということです。それを差し引いてもどうしても点数をもらえない場合もありますので、大人しくダンスを良くしていくのが一番ですね笑



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