競技会の後にレッスンを受けると大体試合がどうだったか?という話になります。自分の先生が試合を見ていた、もしくは審査していた場合は客観的にみて僕らのダンスがどうだったのか?という点からアドバイスをもらいます。

実は先生から見た印象と審査結果は必ずしも一致するわけではありません。むしろ違う方が多いかも。例えば決勝に入ったとしても「よく決勝に入ったわねぇ。ラッキーラッキー!」と言われることもあれば、「まぁ決勝は余裕でしょ。もっと良い順位でも良かったと思うけどねぇ。」という時もある。「あんなところで落とされるなんてありえない!」と怒っていることも笑


で、ある日先生にこんなことを言われました。「競技会の結果なんて気にする必要はないんだよ。何故かというと自分の力では変えることが出来ないから。試合の結果というのは審査員がその順位をつけただけということだからね。わかる?」


うん。全く意味が分からない笑
良いダンスをすれば審査員は点数を入れるのでは?自分のダンスが良くなれば結果も良くなるのが普通なのでは?


先生が言うには、ダンスの上手い下手の判断基準ははっきりしていなくて人によって違う。所属教室や師弟関係などのしがらみもある。現在の採点方法では結局はっきりとした勝因や敗因を選手が知ることはできない。審査員がその点数をつけたという事実以外は何も分からないし、変えることができない。だから競技会の結果は「ああ、貴方は私のダンスをそう評価したんですね。」と事実として受け止める必要はあるけど気にする必要はないよ、ということらしい。


例えばあの先生から点数をもらう為にはどうすれば良いか?とあれこれ考えることは無駄で、その日の自分が理想のダンスにどれだけ近づけたかを考える方がよっぽど建設的だということ。点数を貰えない理由はダンス以外の部分、自分以外の部分にあるかもしれない。ちなみにどうしても気になる場合は直接聞きに行ってみるのが良いと思う。


ということで、審査結果を気にするのではなく、自分のダンスがどうだったのか?ということを1番大切にしていった方が効率が良いし精神衛生上良い、というお話でした。


これ、最近の状況にも言えますよね。日々の感染者数の増加、海外の悲惨な状況、政府の対応、様々な不安。その中で、変えることのできること、できないことを判別していけたらと思っています。海外の状態や国内の感染者の増加など、寄付などで間接的に援助はできますが、直接的に自分にできることは残念ながら殆ど無い。共感して共に悲しむことはできるけど、度が過ぎると精神衛生上良くないよね。この辺り自分の力でははもう変えられない部分だと思う。


反面、自分でできることは?それはやはり自分や自分の周りの人が感染しないように気をつけること。これに尽きると思う。


ニュースなど見てるとどうしても自分の力では変えられないことに気持ちを持っていかれてしまう。でも、自分ができることに集中してしっかりやる。ダンスでも日常生活でも大切なことだなぁと思います。


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