本日より麻戸先生と私はレッスンを開始しました。今日来た生徒さんは休業ギリギリまで通っていたものの約一か月半ぶりのレッスン。ステップ、覚えてるかな~?(←自分も)とちょっと心配していましたが、デモの曲をかけると全然普通に踊れました。


「音楽で覚えてるから意外と忘れないね~!」なんてちょっと二人とも調子にのり、盛り上がっていたのですが、ホント曲がかかると出てくるから不思議。


音楽と記憶は結構リンクすることが多く、「あ、コレ映画のあのシーンだ!」とか「この曲はあのダンサーのデモの曲!…かっこよかったなぁ」「この曲、学生時代友達と行ったライブで生で聞いたんだよな~懐かしい」など、どれも曲を聴くと記憶が鮮明によみがえります。


これはなにか生物学的に関係があるのかもね。

どうやら調べてみると

  1. 音楽を聴くと聴覚を刺激する、聴覚への刺激は「大脳辺縁系」に伝達される、その際「海馬」という記憶を司る部位にも多くの刺激が伝わる。
  2. 音楽が右脳を刺激する、右脳はイメージを司る(ちなみに左脳は言語)ので右脳が活性化すると過去のイメージが脳内から引き出される
という説があるようです。


また「音楽療法」というものもあるらしく、音楽を聴いたり歌ったりすることで脳の活性化や心身に安定をもたらすリハビリテーションの一種として用いられているそうです。これは認知症にも効果が期待され、注目されているとのこと。


よく「社交ダンスは健康にいい」「認知症予防になる」って言われてたけどコレじゃん!!…音楽ってすごいね。


ちなみにやはり音楽と記憶は結びつきが強いようでそれを利用した記憶術などもあるみたい。冒頭にあげたように音楽を聴くとそのときの記憶だけでなく感情も思い出されます。みなさん経験ありますよね?さらに、楽しかったときに聞いていた曲をかけると「セロトニン」という快楽物質が、辛かったときに聞いていた曲は聞くと脳や神経の働きが鈍って気分が沈むことが確認されているそうです。


試合前など好きな曲でテンションを上げてウォーミングアップするのは理にかなっているんですね!なんだかおもしろい分野なので、詳しく書いている本があったら読んでみたいなと思います。


デモを踊る人はぜひ曲と絡めてステップを覚えてみてください!そのほうが記憶しやすいみたいだよ。


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