今回のコロナウイルスはダンス業界にも大きな変化をもたらしました。その変化はまだ終わっていなくて、以前のように競技会やパーティーをする為にはもっと変わっていかなくてはなりません。


業界にとって今回の損失は甚大なものですが、反面プラスに働いた部分もあります。インターネットの使用を強いられる、笑われるかもしれませんがダンス業界にとってはこれが大きいと思います。


メインの顧客、経営者側の年齢層が高いということ。リピーター産業なのでインターネットなどの積極的な宣伝がなくても経営が成り立っていた。などの理由から基本的にインターネットの利用は重要視されてきていませんでした。


これは競技団体も同じで新規を想定していなかったり、誰向けのコンテンツなのか定まっていなかったり、定期的に声は上がっていましたが対応されることはありませんでした。


それがどうでしょうか?給付金やら援助金やら目まぐるしく変わる政府の方針、情報を追うにはやはりネットは不可欠。


レッスンをするのも同様です。いくら機械が苦手でもオンラインでやるとなると覚えるしかありません。役員や選手の会議もそうです。自分は機械オンチだからできないは通用しない時代に突入しました。


で、やってみたら意外と簡単で良いね!という空気が流れているような気がします。僕の所属する選手会TNKSの理事会もzoomを利用しているのですが、これで全然できちゃうよね。


コロナ前は、理事会には朝8時前の電車で1時間かけて日暮里行って、会議に2時間参加して、1時間かけて帰ってきて昼12時からの営業にギリギリ間に合うというスケジュールでした。月1だからしょうがないか、、、と思っていたけどzoomで十分会議ができるということが証明された今、あの時間は一体、、、、笑


無駄かな?もしかしたらいらないかも?こっちの方が効率良いかな?でも今までこうやってきたからとりあえずこれで良いか!というものをバッサバッサと切ってくれたのもまた、コロナウイルスなんですね。


もう一つは生徒さん側のインターネットへの意識。正直、メインの年齢層の生徒さんとオンラインは相性が悪いんじゃないかと心配していました。


確かにヒップホップだったりジャズだったり、子供達がメイン層の場合、オンラインとの相性が良さそうなのは簡単に想像つくよね。では、社交ダンスは?みんなzoomとか使えるのかな?youtubeとか見てくれるかな?


ここは正直、かなり不安でしたが想像以上にやってくれる方が多かったかな。年配の生徒さんでもインターネットは使えます。でも、あえて重い腰を上げてやる理由が今まではなかったんですね。


ただ今回のように緊急事態になると、普段はyoutubeとか見ないけど先生から送られてきたしちょっとみてみました、LINEをはじめてみました、とりあえずzoomのインストールしてみました、などなど、ダンスをする為に苦手ながらも皆さんトライしてくれました。


で、一回やってみると思いのほか簡単なのが分かってくる。コロナウイルスのもたらした環境が、ある意味そうやってトライするきっかけとなったのは大きいかなと思います。顧客側も運営側も利便性に気がついた今、ダンス界は大きく変わっていくはずです。


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