このブログも記事数が増えてきてきました。正直自分で書いた内容を忘れていることが多い。この間も生徒さんに「先生のあの記事が参考になったよ~!」と言われたけど、書いたこと自体言われるまで忘れていたよ(笑)


たまに昔の記事を見直すことがあるんだけど、やたら短くて読み応えのない記事や、長すぎて要点がまとまっていなくて読みにくかったりということが多い。一応、文章にまとめる能力は上がっているみたいで良かった。その反面、過去の記事はどうしようか?とも思います。


ダンスに対する考え方、レッスンに対する考え方、ダンス業界に対する考え方など、現在と過去では微妙に変わっていることもあります。でも昔の自分はこう考えていたという記録として残しておくのが良いかなと思っています。


僕がブログを書きはじめた時と比較してもダンスは進化し続けています。もちろん全てが変化しているわけではなく、昔と比較して変わらない部分もあります。でも確実に変わっている部分はあるのです。


ダンスと同様に人も変わっていきます。みなさんが日々ダンスの練習をして考ることで理解が深まり、以前とは少し違った考え方を持つのと同様に、僕ら教師も日々研究を繰り返して変わるものです。さらに言えば僕らにダンスを教えてくれている先生も言うことがもちろん変わります。弟子達のダンスを良くする為にはダンスの勉強を継続し、どう表現すればより伝わるか、どのように良い方向へ導くのか、日々アップデートしているのです。


自分自身も1年前と今を比較するとダンスの知識量、教え方のノウハウは圧倒的に増えています。今の方が確実に良いレッスンができる自信があります。でもこれは生徒さんからするとちょっと微妙ですよね。私1年前からレッスン受けていたんですけど!最初からそのクオリティで頼むよ!となるよね。気持ちは分かります。僕もたくさんレッスン受けるからね(笑)


僕らがレッスンを受ける時にも皆さんと同じ状況になることがあります。右スウェイにした方が良いと言われ練習していって、今度のレッスンでは左スウェイにしなさいと言われることもあります。えー!私達の練習時間を返してくれー!と一瞬思いますが、左スウェイの方が良いという根拠を聞くとなるほど、、、という感じ。


右スウェイで練習した経験があるこそ、左スウェイの方が良いということを自分自身も実感することができます。結果的に自分自身にとっての無駄はなかったという話です。


先生の中にはいつも同じ内容のレッスンをする人がいます。これに関しては問題ありません。時代が変わっても不変的なものは存在します。


問題は「教え方」に成長のない人。そしてダンスを勉強し続けていない人。そういう意味でのいつも同じ内容のレッスンを受け続けることはオススメできません。ダンスに完成はないですからね。完成がない以上、僕らはみなさんと共に考え方、教え方を常にアップデートし続ける必要があります。


「先生の言うことがコロコロ変わって困る」「一生懸命練習したのが無駄になった」と考えてしまう人もいるでしょうが、決して無駄ではないと思います。先生も気まぐれで変えているわけではないはず(笑)一見遠回りに見える道が実は最短ルートということもあります。変化=成長と考えて頑張っていきましょう!




こちらもどうぞ
自分の動作を言葉にすると良い
自分が何をしているのか説明できる?
結果は同じでも意識を変えると質が変わる


Mato Ballroom Dance Club
麻戸 洋輔・中村 綾


Mato Ballroom Dance Club の HPはこちら



麻戸・中村が主催するヤングサークルTeamKのHPはこちら


レッスンのご予約はこちら