「アフターコロナ」「ウィズコロナ」


ウイルスが蔓延しはじめた頃から言われていましたね。社交ダンスにおいても、レッスン、パーティー、競技会あらゆるものが影響を受け変化していくことでしょう。各団体が競技会の再開を目指し動き初めています。こういう事態ですから各団体バラバラではなく団結していければ良いのですが、どの程度お互いが歩み寄れるのかは不明です。


さて競技会再開には様々なハードルがあります。密閉・密集・密接をいかに避けるかがカギとなります。


・密閉
これは競技会の会場により異なります。会場によっては地下にフロアがあり密閉されていて、どの程度の換気能力を有しているかは不明です。しかし普通に窓がついていたり、開放された会場もあるので、適切な施設を見つけることができればこの条件はクリアできるのではと思います。


・密集
観客については、席の間隔を十分に空ける、あるいは無観客での開催で解消できると思います。試合自体も1ヒートあたりの人数を少なくすることによりフロア面積あたりの人数を減らすことができます。


最大の問題は選手の控え場所です。今までは、主催者が部屋を借たとしても十分でなく、参加者が明らかに収容人数を超えていました。なので通路にシートを引いたり、めちゃめちゃ狭い場所で密集して準備していたのですが今後はこれではいけません。


この問題のクリアが非常に難しいようです。例えば100組のエントリーがあれば、200人分のスペースの確保が必要となります。今まで使用してきた会場にこの条件を満たせるところはあるでしょうか?かなり厳しそうです。


・密接
パートナーとは必ず密接になります。競技の性質上避けることができません。ただ、これは他のスポーツと比較し特別ハイリスクという訳ではないかもしれません。サッカー、バスケ、ラグビーなどは相手チームの複数名と接触します。ダンスは自分のパートナー1人とは接触しますが、他の選手とは基本触れませんからね。ただ、競技中に運悪くぶつかることもあるのも事実です。


密集・密接、特に控室のスペース確保がカギになりそうですね。場合によっては出場人数に制限を設ける必要もでてくるのではと予想しています。


競技会を開催する!というアナウンスはありますが、この控室の問題に具体的にどのようにコロナ対策をするのかというところはまだ協議中なのでしょう。これは今後の感染拡大状況に応じて変わっていくでしょう。


いずれにせよ、以前と全く同じような開催は現時点では難しそうです。形を変えながらでも競技会を再開していけたらよいですね。


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