今日は日記なので暇な人だけどうぞ。
先日、「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」を観ました。僕らの好きなマーベルシリーズの一つ。見るのは確か4回目くらいかな?この映画自体は昔の作品なのですが、続編や他のシリーズにも同じキャラクターが出てきて掘り下げられています。


初めてこの映画を見たときは普通に面白かったなという程度の感想でした。感動シーンはあるけど泣くほどではないかな、という感じ。でも今みたら冒頭5分で泣けるという恐ろしい映画です(笑)泣けるシーンが多すぎる。


最初に僕がそこまで感動しなかったのは、キャラクターの背景を知らなかったからなんですね。(まぁ正確には明かされていなかった。2017年、2018年、2019年に公開された3本の映画でさらに掘り下げられました)


実はダンスにも同じようなことが起こる場合があります。大学でダンスをはじめた時、先輩はみんな上手に見えました。初めて応援に行った試合で僕の大好きな先輩が全東北の試合で準決勝で終わった時、なぜ優勝できなかったのか理解できなかった。


そのことを先輩に言うと「いや、今の俺じゃまだあの人には全然勝てないかな。」とのこと。そんな弱気でどうするんですか!と思ったけど、当時の全東北のチャンピオンはそのすぐ後の全国大会で全日本チャンピオンに。


今思えば当時3年生の先輩が4年生の全日本チャンピオンに勝つのはかなり厳しいよね(笑)その後、自分が2年生、3年生と成長し、ダンスの技術や知識がつけばつくほど、当時のチャンピオンが如何に凄かったのかということが分かってきました。


もちろん知識のない状態で見てもカッコよかった。でもなぜカッコイイのか?自分よりも何が優れているのか?そうなる為には何をどれくらい努力しなくてはならないのか?ということが自分が上手くなるにつれて分かってきます。


2年生くらいまではコツコツ練習していればいずれ超えてみせる!と思っていたけど4年目は卒業までに自分がそのレベルまでいく方法は果たしてあるのか?と考えて絶望していましたね(笑)


自分が習得して、初めて見えるようになることも多いような気がします。これができるようになった!これであの選手に1歩近づいたぜ!と思ってその選手のダンスをみると当然のようにもうできてる(笑)


さらにこれもできるようになったぜ!となってその選手をみるとそのこともやっぱりできている。全然追いつけないやんけ!!自分が上手くなればなるほど、相手が何歩先にいるのか、どんなに遠いところにいるのかということを認識することがあります。


自分がダンスをのことを知れば知るほど、憧れの選手の凄さを実感する。自分の見る目と技術が上がったということは喜ぶべきことです。反面自分の100歩先を行っていると思っていた選手が、本当は500歩先を知ることになる。映画より泣けるね(笑)でも現実を受け入れながら頑張るしかない。


単純にダンスを見ることだけを考えると、これは映画と同じでダンスのことを沢山知っている方が楽しめると思います。


「え?あのステップをこんなタイミングの取りかたで踊るの!?」
「私の知ってるベーシックステップにあんな踊り方があるなんて!」
「あの選手のこと好きすぎて全部ステップは覚えてるけど、いつもと違う感じで踊ってる!」


全部知識があるからできる楽しみ方ですね。マーベル映画と社交ダンスは没頭すればするほど底がないほど深く、どこまでも楽しめるます。


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