社交ダンスの競技会再開に向けて様々な団体が今までにない苦労をしていることと思いますが、大きな問題の一つに会場の選択があります。これは屋内競技全般に言えることではありますが、基本は密閉されていますので換気ができるかどうかということがカギになります。


例えばバドミントンなんかは少しの風でも大きな影響があるので密閉できないという状況とは相性が悪いようです。それに比べれば社交ダンスの試合は外でも開催可能だよね。新しいスタイルの試合が生まれるかも。


実は社交ダンスの競技会は色々なところで行われています。大会の規模、グレードによって会場も異なります。ホテルの宴会場、体育館などはもちろん、公共施設で行われることも多いです。東北でダンスをしている時の会場は基本ホテルか体育館だったので関東に来た時は衝撃的でした。


よく競技会で使用されるすみだ産業会館はOIOIの8階です。え?OIOIだよ!?ここでダンスの試合やるの?!とかなりビックリしました(笑)JDCのラテンの関東ダンス選手権が行われているのもパルコの上です。あのカチカチの頭でOIOIやパルコをウロウロする、、、、冷静に考えるとなかなかスゴイ状況だよね(笑)


とそれはおいておいて、会場によって雰囲気はもちろん、フロアの広さ、滑り具合、など条件は異なりってきます。これに関しては他の選手も条件は同じなので、どんな状況にも適応していく必要があります。とはいえ、これは厳しい環境だぜ!というものを今回は厳選してみました。


・フロアの形が特徴的
ダンスフロアーは長方形が基本です。長辺と短辺があり、特にスタンダードでは長辺で踊るやや長めで距離を稼げるコリオグラフィー、短辺を踊る少し短めのコリオグラフィーを組み合わせて試合に臨みます。


フロアが限りなく正方形に近い、短辺が短すぎて妙に細長い、長方形だけどフロアが小さすぎる、大きすぎる。こういう状況では準備してきたものがそのまま使用できない可能性が高いので、ステップを足したり引いたりしてフロアを有効に使用できるように組み替える必要があります。


悩ましいのが、細長い楕円のような形だったり、歪んだ台形のような形だったり、あんまり四角っぽくない場合。そんな場合でもどうにかしてフロア内に納めなくてはいけません。これは結構大変。ラテンの場合はそこまで困らないけど、スタンダードは神経使いますね。


フロアの形を事前に調べることができればあらかじめ対応可能です。あとは普段から色々想定しておいて準備しておくと良いと思います。逆に何の準備をしていないと、、、、フロアを彷徨うことになります。お客さんにお尻を向けてピクチャーポーズに入ってしまった人は何人かいたなぁ。


・観客もジャッジもいないサイドがある
競技ダンスの会場の配置は基本的には正面に本部席があり、その他の部分は観客席となりますが配置の関係上、誰もいないサイドができる場合があります。誰もいない方向に向かって踊るのって何だか悲しい(笑)ここは外に向かってプレゼンテーション!!と思った先は一面無機質な壁。


スタンダードはフロアを周回するのでまだマシですが、ラテンのルンバ、チャチャチャ、ジャイブではそこまで大きく移動しないので注意が必要です。


自分のステップの正面が誰もいないサイドにならないように計算してスタートの位置を決めて回避しましょう。俺は壁に向かってでも関係なくアピールできるぜ!という方は気にしなくても良いかも(笑)ある意味そういうメンタルも必要だよね。


おそらく何の対策もなく臨んでしまい、50秒くらい誰もいない壁に向かって踊っているカップルもいました。背中がなんだか寂しかった、、、、


・鏡がある
これが僕の中での堂々1位。某横浜の試合会場は一面鏡でした。しかも鏡のあるサイドには客席もナシ!!鏡があるとついつい見てしまうダンサーの性(笑)みんな試合中なのにチラッと鏡を見てる。これは衣装着用の練習会ですか?(笑)


普段鏡のある状況で練習しているので、本番なんだけど本番じゃないような不思議な気持ちになってしまうのは僕だけじゃなかったみたい。


練習場でも絶対に「鏡を見ない時間」を決めて練習するのは効果的だと思います。普段から鏡を見すぎるのも良くない面もあるからね。まぁでも、あると見ちゃうのはよくわかる(笑)


油断した状態でフロアに出ると、、、例えばスタンダードの時に鏡を見てしまうとネックの方向がおかしくなります。これは審査結果に大きく影響が出るのでかなりダメージがデカい。実際にそうなってしまっているダンサー多かったなぁ。


というように、色々な会場がありますが何とかして適応して練習してきたものを出さなくてはなりません。逆に考えると他のダンサーが戸惑っている中でしっかりと対応できれば有利になるとも考えられるかも。色々想定して臨みましょう!


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