社交ダンスの運動強度はレベルにより異なります。初心者の頃はステップを踏むだけで精一杯なので、種目によってはあまり疲れません。


学生の頃、ダンスを初めて2か月経たないうちにワルツとルンバの試合に出たけど汗をかいた記憶がない。初心者なのでボディを使ったり、身体のストレッチというものが十分に使えない状態での出場なので、とりあえず精一杯の姿勢でフロアをウロウロして帰ってきました。先輩たちが踊った後に息切れしているのが本当に不思議だった(笑)


習ったり、自主練しているうちにだんだんと身体が使えるようになってきて、そうしているうちにルンバでもワルツでも汗をかくくらい動けるようになりました


運動強度の高い動きでダンスをする、ということが最初はなかなか難しいですよね。音楽も早いので間に合わせようとなんとなく無難な動きになってしまうと、やはり運動強度はさほど上がりません。


運動強度を上げるには限界までチャレンジするのが良いです。例えば、ラインをつくる時に自分にとっての限界までストレッチします。そこからもう少し考えてみましょう。今のラインは本当に限界?肩甲骨を使えばもう少しアームが遠くにならない?脚で床をもう一押しできない?指先まで行き届いている?もう一段伸びる方法がないかさらに深く考えて、限界を超えてチャレンジしてみましょう。


例えばスタンダードの歩幅も同様で、今の一歩よりももう5cm、10cm遠くへ、、、と常に考えてトライしていくことが大切ですね。これらの練習は音楽がない状態の方が良いかも。


こういう練習を野球のピッチャーに例えるならば、球速を上げる、もしくは変化球のキレを上げる練習に似ていると思います。限界に挑戦して、自分のMAX値を上げていくという練習。


球速が速い、変化球の切れがある。一見素晴らしいピッチャーですが、ストライクゾーンに入らなかったり、ど真ん中にしか投げれないという具合では実践では厳しいですよね。ちゃんとストライクが取れて、尚且つコースの投げ分けができることが必要となります。


ダンスも同様でいつも全力で!ではなく、適切なタイミングで、適切な量で動作を行う必要があります。10の力でやるのか?それとも6なのか?やっぱり3なのか?同じ動作でもコントロールできることが大切です。


私は最大100使えるけど100か1のどちらかしか使えません!というのはコントロールが悪い状態だよね。速度も最高速度を出す練習だけでなく、時速100キロのスピードで動くのか?ここは時速80キロにした方が良いのか?と調整する必要があります。


個人的にはまずは最高速度を上げて、それからコントロール能力を上げていくのが良いかなと思います。最終的にはどちらも大切ですが、練習していると一方に偏りだすので注意してみて下さいね。



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