先日の生徒さんのレッスン、ふとしたところからルンバウォークの後退の話になりました。


綾「後退のときに前に残る足はもっと内側を使いたいから頑張って親指を床にくっつけてね~!」
生徒さん「え!!(まじで?!)」
綾「え??(何に驚いてるんだろう?)」
生徒さん「ターンアウトをしっかりすると前の足は小指がつくんじゃないですか?!がんばって小指をつけてました。」


おぉ、コレは昔の私と同じパターン!長くダンスやっている人は一度はそう教わったことがあるんじゃないかな?私の昔の話は以前のブログ(ラテンでもっともっとインサイドエッジを使おう!)を見てね!


以前は「ターンアウトをしっかりすると小指がつく。最後に小指が残るようにウォークしなさい」と教えられていたし、そうやって踊っていました。でも今はテクニックが変わり、インサイド、親指側が最後に残るように踊ります。私も以前のブログにあるようにユッカ先生に指摘され、修正したのです。


修正したばかりの頃は動作に慣れていなかったこともあり、どんな変化・メリットがあるかわかりませんでした。今、感じるメリットとしてはインサイドを使う方が足首がしっかり使えるし、脛の内側が使える、小指を残したウォークでは、前ももに余計な力が入っていたがそれがなくなった、といったことがあります。


今、このブログを書きながら違いをはっきり書くため、久しぶりに小指を床につくウォークしたら脛の外側がつりました。(笑) きっと今はあまり使わない部分を急に思いっきり使ったからでしょう・こんなに使うところが違うんだな…。こんな風にこのブログを書いて気づくことも多いです。


ちなみに、テクニックが変化すると生徒さんはもちろん、先生もどこかで教え方を変えないといけません。こういうときに実は先生の人柄が出る。


「昔の踊り方はこうだったけど今はこう変わった」「自分も以前は知らなかったけど、この方がこういう理由でいいから変えたんだ」と教えてくれるのは良い先生。「自分は前からやってたけど」と知らぬフリしてこっそり教え方をアップデートしてくる先生も実は結構いる。(笑) なかには自分も以前は小指をつく、と教えていたのに「なんで小指をついているんだ!そんなことも知らないのか、まったく。」という先生もいる。最後の例みたいなのはまれだけど、自分も変えたよ!と言ってくれた方が習う方は分かりやすいよね。自分の習っている先生はそういう人ばかりですごく信頼できます。それに正直な方が好感が持てるよね。

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