今日の話はあまり面白い話ではないので興味のある方だけどうぞ。
以前も書きましたがダンス業界には様々な団体があります。日本国内でも僕の所属するJDCの他にJBDF、JCF、JDSF、、、他にもあるのですが横文字ばかりで嫌になりそうなのでこの辺でやめておきます(笑)

世界も同様で大きくわけるとWDCとWDSFと組織があり、僕らはWDCという組織に所属しています。

で、今回はWDCという組織からにさらに分裂してWDOという組織ができたという話です。今までの傾向をみていると世界の組織の分裂の影響は日本にも確実にあります。

そもそも何でこんな分裂するんでしょう?一緒にやった方が良いんじゃないの?とみんな思いますよね。僕もそう思います。

でもなかなか上手くいかないものですね。利権が絡んでくるからなぁ。かつてのバスケットボール協会、テコンドー協会なんかもそうだったように色々な立場の人が色々なことを主張してどんどん拗れていきます。


今回の件も僕が聞いたのは一方の主張なので不完全かもしれません。事実だけを書くと


・昨年引退したWDCのグレートチャンピオン、アルナスがWDCの不透明なお金の流れを指摘
・アルナス、他の数名の選手が除名される
・さらにはリトアニア(アルナスの所属国)はWDCの試合が開催できないという決定(除国?)
・WDC内部でもアルナスに賛同、支援する方々多数→WDOという別組織へ。


確かアルナスは世界選手会長だったんだよね。その時からお金の流れについては指摘していて、WDCと裁判沙汰になってまで戦っていたはず。分裂は残念だけど仕方ないのかも。


ダンス界は構造的に権力が1人に集中しやすいんだよね。協会の偉い人が、コーチでありジャッジでもある。純粋にダンスを習いたい人、ジャッジだから点数をもらいたい人、競技会運営などビジネス的に優遇してもらいたい人、とにかくいろいろな人が集まってくる。ここが変わらないと難しいのかもね。


いずれにせよダンス愛好家の方々にはあまり影響のない話なのでご安心下さい。皆さんの先生の競技会での立ち位置が若干変わるかもしれませんが、ダンスを学んで皆さんにお伝えするという姿勢に変化はないはずです。そもそも競技会できるのか!?そこの方が問題だよねー、、、、、



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