コロナが流行してから以前よりYouTubeを見ることが増えました。よく暇なときにに見るのはメンタリストDaiGoさんとかオリラジ中田さんのyoutube大学とかホリエモンチャンネル。あとはスポーツトレーナーの方々のチャンネルとかお料理関連・ミニマリスト関連とか色々。もうほんとYouTube、なんでもあるよね。


で、先日、そのお気に入りYouTuberオリラジ中田さんのYouTube大学で「アンガーマネジメント」についてやっていました。中田さんのチャンネルはテーマに関する本を中田さんが読みこんで内容を分かりやすく解説するという教育系。アンガーマネジメント、この本気になってたんだけど読んでなかったんだよねー。


アンガーマネジメントとはつまるところ『怒りのコントロール方法』昨今は会社の管理職の人などに必要なスキルと言われています。職場で怒っている人がいると職場全体の生産性が下がるというデータもあるそうです。また、怒りは組織内で立場が上の者から下のものへ伝染します。だから会社なら役職が上の人ほど、怒りの感情をコントロールできないといけない。


これはダンスのカップル関係にも言える!カップルは最小単位の組織とも言いかえれそう。


実は怒りは

・個人個人の中での「~であるべき」という信念、年代・環境ごとの常識の違い
・防衛感情

から発生しており、「怒り」は実は二次感情といって、「怒り」が起こる前に「悲しい」「さみしい」「困惑」といった一次感情がある。それを感じたのち「怒ろう!」と自分で選択している。怒らないようにするためにはなぜ「悲しい」のか、これからはどうして欲しいのかを説明する必要がある。


また

「怒りは甘え」

と動画では説明されていて、上記のように毎回「これこれの理由で私は悲しい。だから~~するようにしてね。」と毎回説明するのはとっても手間がかかる。


だから、近しい存在ほど怒りが強く出やすい。よく知らない人には気を遣ってしっかり説明するけど、家族や同僚など毎日一緒にいる人には「いつもの一緒にいるのになんで分かってくれないの?」「コイツはこれくらい怒っても大丈夫だろう(関係が破綻しないだろう)」となりやすい。ってやってた。


わーかーるーーー!!


確かに。ダンスでパートナーを選ぶときは自分と性格や意見が合う人、好感が持てる人を選びますよね。普段は気の合う相手、いつもは自分のことを分かってくれる。なのに


「なんでこう踊りたいのに分かってくれないんだ!」とか
「この間先生にこう習ったんだからここステップでも応用するのが常識でしょ」


となりやすいのかも。その常識、相手も同じように常識と思っているでしょうか?また、ダンスにおいてパートナーは踊り方やテクニック、自分がどう感じるのか一番理解して欲しい相手。それなのに、全然分かってくれない!→綾「怒ります!」麻戸にも怒りが伝染→ケンカ勃発!!ということですね。


私と麻戸先生ももうかれこれ16年くらい一緒にいるので、日常生活ではだいたいお互いの事が分かります。あれが好きでコレは嫌い。こうすると喜ぶ、こうすると嫌がられる、これはセーフ。普段の生活ではだいぶ相手のことが分かってきたけど、ダンスにおいてはホントに「なんでなの?!」というくらい、全く全然通じない。(笑) コレはたびたびこのブログでも紹介されています。(気になる方は青いリンク記事を見てね)


「コレで分かるやろ」と言葉を端折りすぎるのも原因のひとつだし、
言葉を端折ってはいけない


違う人間なので解釈や感覚が異なったり、見て感じることが違ったり
同じレッスンを受けていても解釈が異なる?
感覚は共有できても強要できない
同じダンスを見ても気になるところは違う


するのが当たり前なんですよね、ホントは。分かってはいる。だから生徒さんに説明するようにキチンと順を追って説明しないといけないんだよね。実際やるのはなかなか難しいです。


動画では「怒りそうになったときの対処法」も紹介されています。イラッとしてから理性的になるには6秒かかります。下記をすることで6秒待てれば、怒りをコントロールすることができます。
  • 数値化(怒りを10段階で評価)
  • 合言葉(怒りそうになったときに口に出すポジティブな言葉を決めておく)
  • 深呼吸(できればカウントバック、100から順番に3ずつ引く計算をしてみる)

また長期的な改善策として下記をすると良いそうです。

  • アンガーログ:怒った記録を書く(日付・内容・怒り10段階の点数を記入)
  • ストレスログ:分類してみる(自分で変えられることか否か・重要か重要じゃないか)
  • サクセスログ:自分をほめてあげたいことを記録

ダンス練習中のケンカ・イラッとした記録を取ってみるとおもしろいかもしれませんね!こんなとき、リーダーに対して怒ってしまいがち。と分かると少しマシになりそうだよね。で、意外と変えられないことや重要じゃないことで怒っていたりするかも。というかコレを書いている時点で、自分達のケンカを分析したら重要じゃないことで怒っていること結構ある気がするな…。


変えられることで重要なことはアクションする必要があるけど、変えられないことや重要じゃないことを気にして怒るのは練習時間の無駄だよね。ケンカも疲れるし。


すでに練習やレッスンでダンスノートをつける習慣がある人は、アンガーログとサクセスログを一緒に加えてみると練習効率がさらにアップするかもしれませんね。


普段は仲がいいのにダンスになるとめちゃめちゃケンカしちゃう…ストレス貯まるし時間ももったいない!もっと効率よく練習したい!!というカップルは結構多いはず!アンガーマネジメント、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?私もやってみようと思います。


今回紹介した動画を直で見たい方はこちらから↓

わかりやすいよ。ちなみに「質問力」の動画もダンスのレッスンに応用がかなり効くのでおすすめ!


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