今日は僕の所属するTNKSのブログの記事と連動させてみました。記事の最後にリンクを貼っていますので合わせてご覧下さい。
さて、社交ダンスの練習は二人でするものなので時には主張が衝突することもあります。建設的な話し合いや議論は必要です。ただ、そこに感情がのってしまいヒートアップしてケンカになってしまうと非効率的になってしまいます。限られた練習時間を有効に使う為にも無駄なケンカは少ない方が良いですね。今日はケンカを回避する相手への話し方、伝え方について考えていましょう。
1、意図を明確に伝える
「このステップ、すごく踊りにくい。」
事実だとしてもこう言われたら良い気分はしないよね。何の説明もなければただの悪口になっちゃう(笑)相手にネガティブな情報を伝える時は、もう少し情報を加えてあげましょう。
A「このステップ、すごく踊りにくい。少しこう踊ってみてもらえる?」
B「このステップ、すごく踊りにくい。何でだろう?どう思う?」
こうするだけで大分マイルドになりますね。情報を加えたことにより悪口ではなくなりました(笑)
Aはこうして欲しいという要求、Bはどう思う?という相談。
要求なのか、報告なのか、相談なのか。自分の意図が明確に伝わるように考慮しましょう。それが足りないと、ただ相手への不満を言っているだけと受け止められてしまう可能がありケンカの種となりますので危険です。
2、言葉を省略しない
「そこ遅いよ!」
練習しているとどんどん言葉が省略されていくことがあります。省略されすぎて相手が何を言っているのか分からなくなる。相手は当然伝わっていると思っているので、だんだんイライラしてきて雰囲気が悪くなるパターン。長年やっているとありがちですね。
遅いよ!だけでは、ざっくりしすぎて何が遅いのか分からないよね。例えばリードに対して、肩甲骨を下りるのが遅いのかもしれないし、肩甲骨が下りるのは良いけどその後の脚が抜けるのが遅いのかもしれない。言った方と言われた方の認識にはズレが生じることがあります。相手にこうして欲しいという要求に関しては丁寧に説明するのが良いでしょう。
そこが上手くいかないと何度やってもかみ合わず、イライラしてきてケンカになる確率が高くなります。
3、目的を失わない
練習の目的は?やはり2人のダンスのパフォーマンスを上げるのが目的です。とにかくそこを第一に考えましょう。議論が白熱してくると相手を論破しようとする方向性へ行ってしまうことがあります。論破しても2人のダンスは良くならないですよね。
ちょっと熱くなってきたら、「今の話は二人のパフォーマンスを上げるのに本当に必要か?この議論が最善か?」ということを考えなおしましょう。でもこれは頭では分かっていても難しいよねー(笑)
相手を言い負かして、仕方なくダンスをさせても良いパフォーマンスにはならないばかりか、論破されたことでヘイトが溜まり、次回の新たな闘いの火種となる可能性も。
こんな感じでしょうか?相手にこうして欲しい!と言う時は上記のことを意識して伝えると良いと思います。
そして最後に、とっても重要のは「言葉に出して言わないと分からない」ということです。どんなに長年組んでいたり一緒にいたりして、例え様々なものを共有していたとしても他人であることには変わりありません。
「何で分かってくれないんだ!」
「何を言っているのか理解できない、、、」
という不満はよくある話ですが、違う人間なので完全に何でも理解し合うのは不可能だよね。これくらい分かって欲しい、というのは相手に対する甘えとも言えます。分かってもらえないならば、相手が分かるような言葉にして伝える努力が必要です。
俺は良いダンスがしたいだけなんだ!相手に指摘するだけなのに何で自分が配慮しなきゃいけないんだ!めんどくさい!と言う方もいますが、そういうマインドになっている人は少し冷静になってみましょう。
プライベートや仕事の時だって、相手に上手くお願いする為にはやっぱり良い人間関係が必要ですよね。取引先や先輩や上司にはそうしているはず。親しい相手にだってもちろんそうすべきです。何だかダンスは例外!となってしまう人も多いですが、二人で協力して作り上げる以上、話し方、口調、ニュアンスまで考慮すると良いと思います。ここまでくるとダンスだけの話じゃないか(笑)
ということで、相手への伝え方を工夫するだけで無駄なケンカは減ると思います。ぜひ意識してみて下さいね。パートナーシップについては過去にもこんな記事を書きました。読んでみてね~。
パートナーは味方!
社交ダンス!カップル円満の謎に迫る!?
相手と自分は対等な関係
上記のことを意識しているんだけど、パートナーの機嫌が急に悪くなることがある、、、という時は、もしかしたら無意識のうちに「言ってはいけない言葉」を使ってしまっているのかもしれません。
ということで僕らの所属する選手会TNKSのブログで「使ったら危険?!ケンカに発展するNGワード」という記事を書かせて頂きました。こちらももしよかったら見てね~。
Mato Ballroom Dance Club
麻戸 洋輔・中村 綾
Mato Ballroom Dance Club の HPはこちら
麻戸・中村が主催するヤングサークルTeamKのHPはこちら
レッスンのご予約はこちら
さて、社交ダンスの練習は二人でするものなので時には主張が衝突することもあります。建設的な話し合いや議論は必要です。ただ、そこに感情がのってしまいヒートアップしてケンカになってしまうと非効率的になってしまいます。限られた練習時間を有効に使う為にも無駄なケンカは少ない方が良いですね。今日はケンカを回避する相手への話し方、伝え方について考えていましょう。
1、意図を明確に伝える
「このステップ、すごく踊りにくい。」
事実だとしてもこう言われたら良い気分はしないよね。何の説明もなければただの悪口になっちゃう(笑)相手にネガティブな情報を伝える時は、もう少し情報を加えてあげましょう。
A「このステップ、すごく踊りにくい。少しこう踊ってみてもらえる?」
B「このステップ、すごく踊りにくい。何でだろう?どう思う?」
こうするだけで大分マイルドになりますね。情報を加えたことにより悪口ではなくなりました(笑)
Aはこうして欲しいという要求、Bはどう思う?という相談。
要求なのか、報告なのか、相談なのか。自分の意図が明確に伝わるように考慮しましょう。それが足りないと、ただ相手への不満を言っているだけと受け止められてしまう可能がありケンカの種となりますので危険です。
2、言葉を省略しない
「そこ遅いよ!」
練習しているとどんどん言葉が省略されていくことがあります。省略されすぎて相手が何を言っているのか分からなくなる。相手は当然伝わっていると思っているので、だんだんイライラしてきて雰囲気が悪くなるパターン。長年やっているとありがちですね。
遅いよ!だけでは、ざっくりしすぎて何が遅いのか分からないよね。例えばリードに対して、肩甲骨を下りるのが遅いのかもしれないし、肩甲骨が下りるのは良いけどその後の脚が抜けるのが遅いのかもしれない。言った方と言われた方の認識にはズレが生じることがあります。相手にこうして欲しいという要求に関しては丁寧に説明するのが良いでしょう。
そこが上手くいかないと何度やってもかみ合わず、イライラしてきてケンカになる確率が高くなります。
3、目的を失わない
練習の目的は?やはり2人のダンスのパフォーマンスを上げるのが目的です。とにかくそこを第一に考えましょう。議論が白熱してくると相手を論破しようとする方向性へ行ってしまうことがあります。論破しても2人のダンスは良くならないですよね。
ちょっと熱くなってきたら、「今の話は二人のパフォーマンスを上げるのに本当に必要か?この議論が最善か?」ということを考えなおしましょう。でもこれは頭では分かっていても難しいよねー(笑)
相手を言い負かして、仕方なくダンスをさせても良いパフォーマンスにはならないばかりか、論破されたことでヘイトが溜まり、次回の新たな闘いの火種となる可能性も。
こんな感じでしょうか?相手にこうして欲しい!と言う時は上記のことを意識して伝えると良いと思います。
そして最後に、とっても重要のは「言葉に出して言わないと分からない」ということです。どんなに長年組んでいたり一緒にいたりして、例え様々なものを共有していたとしても他人であることには変わりありません。
「何で分かってくれないんだ!」
「何を言っているのか理解できない、、、」
という不満はよくある話ですが、違う人間なので完全に何でも理解し合うのは不可能だよね。これくらい分かって欲しい、というのは相手に対する甘えとも言えます。分かってもらえないならば、相手が分かるような言葉にして伝える努力が必要です。
俺は良いダンスがしたいだけなんだ!相手に指摘するだけなのに何で自分が配慮しなきゃいけないんだ!めんどくさい!と言う方もいますが、そういうマインドになっている人は少し冷静になってみましょう。
プライベートや仕事の時だって、相手に上手くお願いする為にはやっぱり良い人間関係が必要ですよね。取引先や先輩や上司にはそうしているはず。親しい相手にだってもちろんそうすべきです。何だかダンスは例外!となってしまう人も多いですが、二人で協力して作り上げる以上、話し方、口調、ニュアンスまで考慮すると良いと思います。ここまでくるとダンスだけの話じゃないか(笑)
ということで、相手への伝え方を工夫するだけで無駄なケンカは減ると思います。ぜひ意識してみて下さいね。パートナーシップについては過去にもこんな記事を書きました。読んでみてね~。
パートナーは味方!
社交ダンス!カップル円満の謎に迫る!?
相手と自分は対等な関係
上記のことを意識しているんだけど、パートナーの機嫌が急に悪くなることがある、、、という時は、もしかしたら無意識のうちに「言ってはいけない言葉」を使ってしまっているのかもしれません。
ということで僕らの所属する選手会TNKSのブログで「使ったら危険?!ケンカに発展するNGワード」という記事を書かせて頂きました。こちらももしよかったら見てね~。
Mato Ballroom Dance Club
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麻戸・中村が主催するヤングサークルTeamKのHPはこちら
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