「もっと身体を伸ばして!」「もっとストレッチして!」レッスンで一度は言われるよね。自分もよく言われるし、言うなぁ。よく使われる注意だけに、身体が上手く伸ばせず悩んでいる人も多いかもしれませんね。


たいていの場合、上手く伸ばせないのは身体が硬い・柔軟性が低いことが原因だと考えるようです。しかし、身体を伸ばして踊れない原因は色々あります。ざっと原因を下記に挙げてみます。

  1. 身体が硬い
  2. 伸ばし方を知らない
  3. 時間・スピードが足りない
  4. バランスが悪い

上に書いたように実は柔軟性以外のことが原因という場合もあります。開脚とかなら「身体が硬くてできません」ということはあるかもしれないけど、ファンポジションで「硬くてアームが伸ばせません」って人はあんまりいないんじゃないかな。1番に当てはまるのは、足を止めたりゆっくりやったり、支えを使うなどスピードや強度・バランスを調整してもできないときです。


あとは2番の伸ばし方を知らない場合も、ゆっくりやってもできません。伸ばし方、つまり身体の使い方を知らないだけで柔軟性に問題がない場合もあります。やり方教えたら、すんなりできました、という理想のパターン。これは自分の本来の首の長さや腕の長さを知らないだけで、一度見る、体験するだけでできます。


問題はコレ、本人には1番なのか2番なのか見分けがつかないことかな。上手く伸ばせないところは先生に相談してみるのが早いしおすすめかな。知識の問題なら即解決するし、柔軟性が問題の場合も改善するためのおすすめストレッチなどの情報がゲットできます。


ゆっくりだとできるけど、曲に合わせると全然身体が伸ばし切れていない。という方は3番ですね。

  • 単純に伸ばすスピードが遅い
  • 時間の配分ミス
のどちらかが起こっています。
伸ばすスピードが遅い人は、単純に動作の練習回数を増やすことが必要です。例えば、すばやく100回ライン作る、という練習をするだけでも直る場合もあります。


時間配分のミスはビートバリューを勘違いしていたり、ステップのカウントがうろ覚えになっていることによって起こります。身体を伸ばしきるまでに2拍使える場合と1拍しか使えない場合、同じラインを作るなら1拍で踊るときは2拍で踊るときの倍、すばやく動く必要があります。しかし、意外と同じスピードで動いてしまっていることが多いです。そうなると当然音に間に合わない、だから身体が伸ばしきれない、ということです。


口カウントで練習するとき、ステップによってカウントをしゃべるスピードが変わってしまう人は要注意です!&カウントやaカウントのステップの動きが1拍のステップと同様のスピードになってしまい、間に合わないのをゆっくりカウントを言うことで調整している可能性があります。ちゃんと1拍、2拍、半拍の差をつけて練習するようにしましょう。それでも間に合わない場合はアームの軌道や脚の処理、歩幅、移動距離などに無理がある可能が高いです。1拍ではできることも時間が半拍しかないとできない場合があります。このあたりで悩んでいる場合は、先生に指示を仰いだ方がよさそうです。


4番のバランスが悪い。ひとりだとできない、あるいは反対に相手と組むとできない、というパターン。これはポーズなどのときはもちろん、スタンダードでバックバランスになってしまっている場合などにも言えますね。「まず、立つことに精一杯で伸びる余裕なんかない!」という状態です。柔軟性があっても発揮できる状況じゃない。この場合、姿勢やポジションの見直し、あるいは伸びたいところやその前のステップでの身体の使い方などを修正しないといけません。


このように一口に「身体が伸びない!」とは言っても原因は様々です。柔軟性はあるに越したことはありませんが、2~4番の原因は身体の柔軟性以外の問題でしたね。


「身体が伸びてない!」と先生言われたからとにかくストレッチして柔軟性をあげればOK!と考えてしまう人は多いですが、原因が柔軟性ではない場合、なかなか問題が解決しません。自分がレッスンで指摘する頻度では3番の時間とスピードが問題のケースもかなり多いです。よく注意されるという人は、自分の身体が伸びない原因はなんなのか、もう一度よく考えてみてね!


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