先日の記事、

に載せたYouTuberだいじろーさんの動画を見たあと、その日はまたも壮大に目的から脱線し(笑)、いろいろな動画をみてしまいました。


中でも、『日本語ペラペラの外国人から見た日本語のいいところ!』

という動画が面白かったです。こちらはダンス関係ないけど、なかなかためになるしGordoがカワイイので興味のある方は見てね!


動画にも出てくるんだけど「普通」って言葉は便利ですよね。だからよく使いがち。気になったので辞書で調べてみたら辞書にも「普通」は意味の範囲が広いって書いてあったよ。普段は~、とか通常は~、という表現も「普通は~」に置き換えられる。フツウって便利だな。


でも、以前TNKSブログでも書いたのですが、この便利な「普通」という言葉、ダンスの練習で使うのは実は危ない。

「普通に考えればこうなる」
「普通にやればできる」

とか「普通に~」って言われると、言われたほうは結構イラっとするよね。そこからケンカに発展!今日の練習はほとんどケンカで終わった…なんてことも。記事の内容はこちら。




でも「『普通』っていわれてイラっとくるのはなんでだろう?」いまいちはっきり説明できないなぁ…。でも言われるとなんか腹立つんだよね。(笑) などとぼんやり考えていたらこんな記事を発見!

 
コレ!まさにコレだ!!


ダンスの練習中によくケンカになる「普通」はこの記事の中の
  • 不平を表す「普通」
  • 高圧的な「普通」
に当たると思います。そうか、「普通」の言葉の中に密かに攻撃性な意味合いや高圧的な態度を感じるからイラっとくるんだな。超絶納得!


自分の考えが普通でしょ。というのは、実は相手に「君は普通じゃない、だから私の考える正しい普通に合わせろ」ということを暗に示しているんですね。普通という言葉は使い勝手がいいから気をつけないと自分もコレ、やってしまっているかもしれません。


そして
  • レベルの高い「普通」
もダンス界で意外とよく見かけるかも。お見合いとかダンスパーティーとかね。

「リーダー/パートナーは普通の人でいい」
「パーティーでは普通に踊れればいい」

といいつつ、その人の「普通」は自分より上手くて見た目の良い相手だったり、「普通に踊れれば」というのは相手が先生のようにキチンとリードしてくれて自分が踊りやすいとか自分のリードが通じて相手がうまいことずっとついてきてくれる、とかだったりね。


とまぁ、「普通」という言葉はこのように気をつけないと実は相手に不快感を与える要注意ワードでもあるわけです。ここまで読んでくれたあなたはきっと「もう普通って言うの止めよ…」と思ったことでしょう。


しかし!「普通」にもいい使い方もあるのです。最後に「普通」のいい使い方をご紹介!


これは私たちの先生が教えてくれたのですが、自分が難しいと感じること・ちょっと持続させるのが大変なことを習ったとき

「(この状態が自分にとって)普通だよ」
「(これをやるのは大変じゃないよ)普通だよ」

と言い聞かせて練習するといいよ、というもの。


毎回毎回自分自身に「これが普通だよ」と言い聞かせる。姿勢の練習なんかは特におすすめ!「この姿勢がいい状態が普通の自分」と。そうすると本当にだんだん普通にできるようになります。セルフマインドコントロールだね!


「普通」には「それが当たり前であること」という意味もあります。このいい状態は自分にとって当たり前のことなんだ、と自分に言い聞かせるために使う「普通」は誰も傷つけないし、おすすめです!


言葉っておもしろいね。


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