リードをする際のドラブルとして多いのは、相手をリードしようとし過ぎてそれがマイナスに働くというパターン。


リードをしようとした際にポスチャーが崩れる、過剰にコンタクトポイントが動くことなんかが多いかな。繋いでる手が動いてトラブルになることは少なくない。


特にポスチャーに関しては、シャドーをしている時は大丈夫だけど相手が前に立った瞬間に普段よりも悪くなることって結構多いよね。相手の影響を受けることなく、自分のポスチャーを保ったまま、自分自身のすべきムーブメントをするということは難しいけど大切です。


自分の動きをちゃんとやって、それが相手に正しく伝わればリード&フォローは成立すると思います。「自分がちゃんと正しく動けば、相手にちゃんと伝わる」と教えている場合もあるよね。


ここで注意しなくてはならないのは「正しい動き」とは何なのか?ということです。


例えばルンバウォーク。シャドーでルンバウォークする場合のアームワーク、ボディワーク、レッグアクションを習得できたとします。


ステップはウォークの集合体ですから、2人で組んだ時もそのように動けるはず。自分がシャドーと同じようにしっかりウォークすれば、ステップのリードも相手に性格に伝わるかというと、、、実はそうはいきません。


これは男性と女性のステップが非対称になっている場合があるからです。例えば、リーダーがひたすら前進、フォロワーがひたすら後退を続けるならば、正しい動きを継続することでリードが伝わると思います。


それがステップになると、男性は後退して両足をクローズドするのに対して女性はヒップツイストだったり、女性だけが回転したりと動作が複雑になってきます。


自分が後退ウォークする方向と相手が進む方向が異なるなど、明らかにシャドーの場合と異なってきます。本当の意味での正しい動きというのは、相手の動きまで把握した上での動きということになります。


ここを勘違いしてしまうと、自分が正しいテクニックでウォークすれば相手に伝わるはずだ!と思ってしまいます。もちろん伝わる場合もあるけど、ステップによっては不十分である可能性の方が高いと思って練習するのが良いと思います。相手の動きまで加味した上で自分自身の動作を考えましょう。



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