日本人、外国人含めてグレートなダンサーにレッスンを受けることができているのは本当に幸運なことです。技術はもちろんのこと最高のダンサー達がどのようにダンスと向き合っているのか、ということに触れることは本当に面白い。


特に興味深いのが考え方で、初めて聞いた時は結構衝撃だったこともたくさんあります。


例えば試合について。学生の時やプロになったばかりのころ、「自分が落ちてしまった時も最後まで必ず試合をみて勉強してきなさい。負けた理由を探しなさい。」と言われていました。


これについては当然そうだと思っていたし、例え負けても何かヒントがないかと必死に探していました。ところがある時からその考え方が覆えされはじめます。


「え?じゃあ負けたからって自分のダンスを変えるってこと?」


「他人から評価される為にダンスしているの?自分のダンスの評価を他人に委ねて良いの?」


「別に見たくない時は無理して見なくても良いんじゃない?僕は気分が乗らないときは帰ってたよ。他人がこうやってるから自分も同じく踊ろうというのはナンセンス。」
 

とまぁ、なかなかの言いよう笑


別に試合を見るのは良いけど、無理して見る必要はないし、そこは勝ち負けとの相関性はない。というのが僕らの先生の考え方はでした。


何で勝てなかったんだろう?あの選手は残ってるのに何で自分は残らなかったんだろう?あの選手はここが出来ている、自分はここが不十分だ、だから勝てなかったんだろう!


というのは全く意味がないと言い切られた笑


だってそれは、あくまで予想に過ぎないよね。もしかしたらジャッジは全然異なる視点で見ていたかも知れないし、ただ単にジャッジのミスで見落とされただけかもしれない。


落ちた明確な理由なんて分かりようがないんだから、他人のダンスと比較してあーだこーだ考えることは無意味なんだよ。とのこと。


競技選手なら誰しもが、なんでアイツに負けたんだ!と思ったことがあるはず笑


しかし上手なダンサーほど他のダンサーに左右されなず負けた時の切り替えもはやく、そして、マイワールドで踊り続ける強いメンタルを持っているような気がします。


もちろん試合をしっかり見た上で、直接審査員の先生にお話を聞けるなら有効な部分もある、ともおっしゃっていました。



一歩間違えば結果を受け入れないただの独りよがりになってしまいそうだし、こういった考えた方は日本では受け入れ難いだろうなぁ。そうは思いつつも、重要な考え方なんだろうなと感じています。


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