先日、コロナの影響で引退を余儀なくされた力士の方のニュースを見ました。世間のこの状況で両国まで行って相撲をとることはできない、休場したいと協会に申し出たとのこと。協会からの返事はそれは認められない、出場するか?引退するか?の二択。結果的に引退を決断したそうです。


もちろん何かしらの別の理由を作って休場することもできたんでしょう。しかし番付は下がってしまう。番付に応じて給料が決まるとのことなので、これは死活問題です。


相撲協会から力士に給料が支払われているという構図を見ると協会側の気持ちも分かります。試合をしないと収益が上がらない、収益が上がらないと力士に給料が払えなくなる。力士の為にも試合を開催しなければならない、という考えも理解できます。


僕も選手なので、どうしても選手側の気持ちになってしまいます。この力士の方も相撲が好きで、コロナがなければまだ現役でやっていたい、、、もしそう思っていたならば非常に残酷なことだなと思います。


相撲に番付があるように競技ダンスにも級があります。個人的には級の価値はいずれなくなる、、、と考えているのですが、それはまた別の機会に書くことにしましょう。


この級という制度は仕事の面で役に立つ時があります。そこそこダンスをやっている人の中にはこの肩書に拘る人もわずかながらいるからです。「モンドセレクション金賞」のように何となく選びやすいみたいな感じでしょうか?本当に分かっている人は級の肩書で人を見ず、その人のダンスで判断します。


そういう意味では、競技の級が普段の営業の際に役立っている選手も多いと思います。選手としては級を上げたい、維持するに越したことはありません。通常、この級というものは一定の成績が取れない場合は降級してしまいます。番付が下がるということです。これはアマチュアの級も同様です。


これはコロナウイルスが蔓延する以前の話ですが、級の維持が難しくなり、このままでは来年降級してしまう、、、というタイミングで引退する人も少なくありませんでした。引退後のキャリアを考えると元A級という肩書が残るので何かと都合が良いからです。


昨年はほぼ全ての競技会が中止になりましたのでどの団体も降級は無しとなりました。今年はどうなるでしょうか?現状では競技会が開催されること前提の昇降級規定となっているようですが、、、力士さんのように引退を余儀なくされる選手が多くならない方向へ進むとよいなと思います。



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麻戸 洋輔・中村 綾


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