今日の記事は興味のない方は飛ばして下さい。WDCとかWDOとかJDCとか、組織名が訳わからないかもしれないからね(笑) 


日本には複数のダンス団体が存在していて、僕はJDCという組織に所属しています。普段はそれぞれの団体内で競技をしているのですが、ある時本当の日本チャンピオンを決める試合が欲しいよねという話になります。


そこで国内プロ3団体を統括するNDCJという団体が出来上がります。各団体の大きな試合はNDCJ公認という形になり、他団体の選手も出場できるようになりました。


国内で最大の試合であるバルカーカップ統一全日本選手権もNDCJ主催の試合です。このNDCJからJDCが抜けたようです。


「ようです」というのも選手に直接連絡があった訳でなく、僕自身もインターネット上の書き込みで知りました。JDC所属の選手も知らない人が多かったんじゃないかなぁ。


NDCJからJDCが脱退!とこれだけ聞くとまたケンカ別れか?!となりそうですが、今回は国際組織の分裂の影響であると考えられます。


以前、世界の組織WDOについて記事を書きました。
簡単にまとめると


元世界チャンピオンのアルーナスがWDCから永久追放される→アルーナスの処分に不満、排他的なやり方に反発する方々がWDCから脱退→脱退したメンバーでWDOという新組織をつくる


という感じ。で、結構な量の影響力のある名だたるダンサー達がWDOへ移っていった。


で、ここからは国内のお話。国内のプロ選手達は今まではWDC一択でした。WDOができたことにより選択肢が増えたことになります。


JDCは早い段階からWDOの理念に賛同し、WDOへ協力していく姿勢である、、というのが昨年聞いてきた話かな。


3団体を統括するNDCJはWDCの組織。JDCが賛同しているのはWDO。WDCとWDOは対立しているけどどうする?という状態。


経緯はまだ不明ですが、NDCJからJDCが抜けた理由はWDCとWDO絡みであることは確実です


さて、組織が揉めた時に心配事の一つは、実際に選手にどのような影響があるかということ。


まず、日本のプロ選手がよくチャレンジする英国三大大会、UK戦、ブラックプール、ロンドンインターはWDC登録がなくても出場できます。これは昔からそうで、今後も大丈夫でしょう。


国際競技会は組織でなく個人がオーガナイズしている場合も多いので、意外と影響は少ないような気がします。


となると、1番の焦点は統一全日本がどうなるか?という点なのかな。統一全日本はNDCJ主催で1位と2位が日本代表選手としてWDCの世界選手権に出場できます。JDCがWDOに所属するとこの点が引っかかるのかなぁ。


ここからは個人的な考えですが、、、


過去の選手達の努力、大会を主催する役員の先生方、そして大会スポンサーであるバルカー工業さんのおかげで、統一全日本選手のブランド力は確実に高まっていると思います。


今ではWDC公認、WDC世界選手権選考会という、いわゆる海外の肩書きが無くても十分に格式が高く知名度もある試合です。


WDCやWDOと関係なく、日本の真のチャンピオンを決める試合として開催するのが、選手、観客、業界にとってベストなんじゃないかなと思います。


どちらにせよ、選手としてはJDCからの説明待ちの状態です。今回は何かの拍子で情報の順番が前後してしまったんでしょうね。下手すると選手の不信感にも繋がってしまいそうなので早く情報が欲しいところです。


ただ昨年末の段階ではJDC側も、WDCとWDOの問題が原因で国内組織の協力関係が崩れることは避けたい、と話していたはず。形式上は脱退となったけど、上手くいっている、、、と良いな。




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麻戸 洋輔・中村 綾


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