練習では上手くいくけど本番で失敗してしまう、というのは誰しも経験があると思います。僕も本番での失敗は沢山あります。バランスを崩す、コネクションが外れるなどのミスはもちろん転倒したこともあります。


確かに練習が不十分と言ってしまえばそれまでです。練習量に応じてそういったミスが減っていくのもまた事実です。ただ練習量と同じくらい、本番を想定した練習ができているか?ということも大切になります。


例えば、本番では演技中はノンストップで踊ることになります。練習では止まって仕切り直すことも多いかと思いますが、本番中は踊りの流れを途切れさせることはできません。


例えば練習の際にAというステップをひたすら繰り返し練習したとします。もちろんこういった反復練習は重要です。しかし実際に踊る時はD→C→F、、、と他のステップを色々と踊った後にAというステップを踊るかもしれない。Aを踊るときには体勢が崩れていて、練習の際に同じ条件で踊れない可能性があるということです。本番と同じ時間を踊り続けて、本番と同じ状況で練習する必要があります。


また、可能であれば本番に着るドレスで事前に練習しておくこともお勧めします。ドレスの重さ、揺れ感などをチェックしておきましょう。もちろん着心地も重要です。


そして今の時代はマスクも重要です。マスクをして何曲も続けて踊るのは確かに苦しい。ただ、現状の競技会ルールがマスク着用ということも踏まえて、その状態で踊り続ける練習をしていく必要があります。


細かい練習も確かに重要ですが、本番を想定した練習ということも常に考えていくと効果的だと思います。



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麻戸 洋輔・中村 綾


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