ちょっと前にTwitter上で審査の公平性について色々と書いているのを目にしました。競技ダンスの試合は相対評価です。他よりも良いと審査員に判断されたカップルが次のラウンドに進むことができます。何を持って良いとするのか?この部分の可視化が非常に難しい。


踊っている選手も、観客も、審査員でさえ、優勝したカップルがなぜ優勝できたのか説明できないことがあります。逆に良さそうな選手が思いもよらないラウンドで落ちることもあります。野球やサッカーのように点数が目に見える形で入れば分かりやすいのですが、競技ダンスはそうもいきません。


観戦している側から見れば自分の応援している選手が何故落ちたの?という疑問は当然です。選手本人も同様に疑問に思うことがあるはずです。


さらにやっかいなことに審査員はコーチングもしていますので、自分の弟子が出場する試合の審査をすることもあります。自分の弟子に良い点数を付けていると、これはえこひいきでは?と当然疑いがかかる訳です。


えこひいきかどうか?公平かどうか?


残念ながら現在の審査のシステムでは判断ができないというのが現状です。えこひいきでなく、自分の教えた通りに弟子が踊って、本当に優勝だと思って1位をつけた。でも他の審査員は悪い順位をつけた場合、外からみると公平性に欠けてみえると思います。


逆に本当に意図的に弟子に甘く点数をつけた審査員がいたとします。その審査員に問いただしたとしても「そうそう、弟子だから甘くつけました。」なんて白状するわけがないよね。「もちろんダンスをちゃんとみて審査した(キリッ)」と当然そうなるわけで(笑)


そしてこれは師弟関係だけでなく、所属団体、所属地域、国籍など、様々なスケールで起きています。
例えばバルカーカップ統一全日本選手権はJDC、JBDF、JCFの3団体が集まる試合です。この試合は公平性を保つため海外審査員に加えて、各団体から3名ずつ審査員が選出されます。逆に言うと各団体から均等に審査員を呼ばないと公平性が保たれないという懸念があるということです。


審査は常に公平であるべきだが、公平であると断定することはできない、といえると思います。同様に公平でないとも断言できません。現状はその懸念を審査員の人数を増やすことで薄めようとしていると言えるでしょう。



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麻戸 洋輔・中村 綾


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