ブログをお休みする直前に興味深いコメントを頂いていたのですが、結果的にすっかり放置する形になり申し訳ない気持ちでいっぱいです、、、


送り足についての書き込みだったのですが「そもそも送り足とは本来武道の言葉ですよ」というようなことを教えて頂きました。検索してみると確かに


剣道で、片足を踏み出したあと、すぐ他の足を引きつける足さばき
出典:デジタル大辞泉
(小学館)


とあります。剣道での送り足は「足を寄せる」動作に近いのかな?


社交ダンスでの「送り足」はどうでしょうか?!体重を支えている方の脚で自分の体重を進行方向へ進める時に「送りあしを使う」と表現することがると思います。


剣道→体重の乗ってない方の足をよせる
社交ダンス→体重の乗っている方のあしを使う


ざっくりこんな感じになるのかなぁ。


そう考えると社交ダンスの「送りあし」は「送り脚」のニュアンスの方が正しいのか?そもそも体重を支えているのはFootというよりはLegだよね。、進行する時にハムストリングスをしっかり作用させることも考慮すると「送り脚」の意味で使われている気がする。


基本的に前進する時は脚(おしりの少し下、ハムストリング)の筋肉を使ってから、最後は足裏や指までしっかり使うということになるので、話の文脈によっては「送り足」「送り脚」どちらとも解釈できるものと思います。


「送りあし」=「足の裏で地面を蹴る」という解釈は、間違いとは言い切れないけど誤解を生みそうな表現かなとは思います。身体を進めるエネルギー源はあくまで脚ですからね。もちろん足の裏も使うけどね。


現状では社交ダンスの「送りあし」は「体重を進行方向に送る脚・足」という文脈で使われていることが多いのかなと思います。こうやって言葉の意味を考察するのもなかなか面白いものです。




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